空
涼風をすり抜けて いつか聞こえた言葉
秋空に埋められた 約束とあなた
滲み出す白い影 追いかけるほど遠く
夜さえも怖くない 三日月の雫
雲よりも高いところに あなたのように大きな空に
少しでも届きたかった 今日も背伸びしてた
枯れ果てた森の上 通り過ぎてた小雨
もう一度逢いたくて 涙する命
絶え間なき光のように あなたのように綺麗な空に
一度さえ届かなかった ぼくの理想だった
あなたと同じ色をした勿忘草よ
優しい匂いで 何故そっとくすぐるの?
絶え間なき光のように あなたのように綺麗な空に
一度さえ届かなかった たった一度さえも
完成日:2005年1月24日
= = = = = = = = = = = =
作者より、ちょっとコメント♪
2005年第1弾として、いくつか候補作はあったのですが、
この「空」に白羽の矢が立ちました。
今作のようなイメージの詞は以前から書いてみたくて、
昨年もいろいろ作ってみたのですが、一歩前進できたかな?
若干残っているストックに甘えず、今年も頑張りたいですね。
|